札幌の市立高校全校が共通して以下の3つの施策に取り組んでいます。
異文化交流を深める。
国際理解教育の充実
国際理解教育の推進として、ALT(外国語指導助手)との交流会、姉妹都市交流事業を実施。市内ALTと市立高校の生徒が参加する 「サークル ・ ザ ・ ワ ールド」では、アイスプレイクから始まり、さまざまなワークショップを通じて、異文化交流を深めます。また、平成23年に始めた「アメリカ・ポートランド市グラント高校との交流事業」では、3年目に相互派遣交流が実現。互いの生徒宅へのホームステイ、授業交流、ボランティア施設訪問などを行い、交流を深めています。
サークル・ザ・ワールド
アメリカ・ポートランド市グラント高校との交流事業
生き方や進路を実感する。
進路探究学習の充実
進路探究学習は、より主体的に学ぶ力を育て、自分自身を発見し、将来の生き方や 進路について考えるための学習。各校が合同で取り組んでいます。各校代表者が将来の目標を発表し、意見交流する「進路探究セミナー」、さまざまな企業における「職場体験学習」、大学の講座を受講したり、大学生と交流する「高大連携事業」の実施に取り組んでいます。
進路探究セミナー
職場体験学習・高大連携事業
きめ細やかに生徒と教員を支える。
学校教育相談体制の充実
スクールカウンセラーなどの専門的人材を活用し、進路や学校生活、対人関係などの悩みを抱える生徒たちが安心して学ぶことができる教育相談体制を構築。また、支援を必要とする生徒への支援方法に関する情報交換や研修を実施し、教員の専門性の向上をはかっています。