「まなびまくり社2021」のSTEP1の第4回は、9月24日(金)、オンラインで開催されました。
6月にコンセプト・キーワードを固め、計画を練り上げてきたそれぞれのチーム。今回は10月の成果発表に向けたSTEP1の最後の集まり。各チームは「誰のために」「何のために」「何をやる」「その後どうなる」の4つを明確にしながら、さらにSDGsの17の目標も意識した最後の発表と意見交換を行いました。
各チームの主な発表内容です。
【食チーム】は、高校生×南区の果樹園で「果樹園を盛り上げよう」。「地元食材に愛情を」をコンセプトにじゃがいもケーキやリンゴ、洋ナシのマカロンなどのレシピ考案。
【空間チーム】はストリートピアノ。「まこまる」(旧真駒内緑小学校)の「子どもの体験の場Coみどり」にある使われていないピアノにペイントをする企画。さらにペットボトルを利用した企画。
【遊びチーム】は「雪だるま祭り」「まなびまくりダンス」のほか、新型コロナ感染症流行により旅行に行けない人、見学旅行に行けない高校生のための「3Dトラベル」の企画。さらに「On動会(on-line+運動会)」と名付けた~なまら楽しく!心を健康に~をコンセプトにしたオンラインでの運動会。
【しくみチーム】は「南区のまちおこしのため南区の情報発信・共有し合う環境づくり」。SNSで発信するほか、人通りの多いところに「掲示板」設置。通りかかった人に好きなことを書いてもらう。毎日チェックしてSNSに発信。情報の“見える化”を。
それぞれのチームは、10月15日(金)に予定されている成果発表会に向けて、様々な分野で活動している大人たちの支援・協力をさらに得ながら、計画を具現化するために議論を重ねていくことになります。
◆「まなびまくり社」とは
これからの地域や社会を、仲間とともに考え一歩踏み出すことを目的にした「探究型まなびプログラム」です。少子高齢化、商業の撤退、空き家の増加・・・これらの地域課題・社会課題をピンチではなくチャンスとして捉え、高校生ならではの新鮮な発想とSDGsの視点で課題を発掘し、解決策を探究し、実践し、街に活力を与えることを大きな狙いにしています。さらには将来、市外や道外へ巣立った後も学んだ経験を生かして再び札幌のまちづくりに貢献する・・・そんな未来志向も秘めたプログラムです。