大通高校の取組みが全国表彰!ーキャリア教育優良学校文部科学大臣賞— 特集第1弾!「大喜びです!今まで勤務してくれた先生方と地域の方々に感謝です!」

市立札幌大通高校は、2008年(平成20年)に、それまであった星園高校、啓北商業、新川、平岸の各定時制をまとめる形で開校されました。 

令和5年度キャリア教育優良学校文部科学大臣賞を受賞し、2024(令和6年)1月25日、文部科学省で行われた受賞式に池田校長が出席しました。                                                  この賞は、キャリア教育の充実発展に尽力し顕著な功績が認められた教育委員会・学校・PTA団体等を文部科学大臣より表彰するものです。                                                     文科省HP(こちら)によると推薦理由は次の3項目。                                                           1 入学から卒業までの見通した、系統的なキャリア教育の立案と実施                                                                       2 体験型のプロジェクト学習の設置                                                                                      3 生徒支援体制の確立

大喜びです!今まで勤務してくれた先生方と地域の方々に感謝です!と池田校長がお話ししてくれました。

6年前に自分がこの学校に赴任して感じたことは、「総合的な学習の時間」(現在の「総合的な探究の時間」)の内容が充実しているなあということでした。本校のキャリア教育の推進の目的は「社会に出てたくましく生きられる生徒を育てる」ことであり、それが「自立した札幌人」の育成だと考えているんです。それを幹として今後も継続していくことが大切だと考えています。取り組み内容やその手法は時代の変化や価値観の変化に合わせながらブラッシュアップしていかなければならない部分もありますが、不易と流行という言葉があるように、変わらず大切にしなければならない、伝えなければならないこともあります。

コミュニティスクールについてもお聞きしました。

本校は開講当初から地域とのつながりも深いんです。2015年(平成27年)にコミュニティスクールを開始しています。大きな力になっています。「市立札幌大通高校版コミュニティスクールに関する学校運営協議会」という長ーい名称ですが、協議会の委員は半分以上が外部の方々、まちづくりセンター、生涯学習センター、振興会、学識経験者などの方々プラス管理職の先生で構成されています。実際に業務を担当している分掌の教員は事務局として関わっています。協議会は年に4回開催しています。この運営協議会では様々なアイディアや情報がいただけるんです。特に本校では多様な生徒が学んでおり、それぞれに対応した実に様々な取組みや試みが必要なので、外部の方々からの力は非常に大きな力になっています。その会議の中で、様々な取り組み、たとえば、「ドーリ・プレイス(学校内「居場所カフェ」)」の発案は、その協議会の中で情報として出てきて、実践につながったと聞いています。これは外部の方々からの協力なしではできないことです。                                         

大通高校の魅力ある取り組み(キャリア教育、ミツバチプロジェクトそしてドーリ・プレイス(学校内「居場所カフェ」)について次回にお伝えします。

 

 

 

 

 

 

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