札幌市立高校プレゼンテーション大会 2024を開催しました!

令和7年3月9日(日)、札幌文化芸術交流センター(札幌市民交流プラザ 2階)にて、「市立高校プレゼンテーション大会 2024」が開催されました。この大会は、市立高校の特色ある学科やコース、探究学習活動、そして学校の取り組みについて、中学生や地域のみなさんに理解を深めていただく機会を提供することを目的としています。

 

発表内容

〈ポスターセッション〉

  

ポスターセッションでは、各学校がこれまでの探究学習や地域貢献活動を通じて得た成果を発表しました。
発表後には質疑応答の時間が設けられました。来場者の中には、市立高校を目指す中学生やその保護者も参加していたため、実際に気になる学校の生徒と交流して質問するなど、参加者たちは有意義な時間を過ごしました。

 

〈ステージ発表〉

 

ステージ発表では、市立高校が合同で行っている探究プログラムの紹介が行われました。
前半は、食農体験プログラム「アニマドーレ」や、まちづくり体験プログラム「まなびまくり社」起業家教育プログラム「ミラスキ」など、学校間連携の一環として行われている学びの取り組みが発表されました。また、ポートランドに留学する代表生徒が、留学に対する想いを語ってくれました。


後半は、「私の高校生活」と題した、生徒が市立高校での学びを通して発見した学校の魅力や特色について発表しました。生徒たちは、ホームルーム、授業、探究活動、学校行事、進路行事、部活動などを通じて、実際に得た体験をもとに、自らの成長をどのように感じたかをシェアしました。

講評と感想

大会の講評は、札幌市教育委員会の教育長や学校教育部長、地域メディア代表者、市立高校コンシェルジュから行われました。
特に、発表者の熱意や創意工夫に対して高い評価が寄せられました。発表した高校生にとっては、今後の学びへの励みとなるとともに、学校間連携の重要性を改めて実感する機会となりました。

発表者Aさんの感想 
「テスト期間と重なり時間が限られていた中で、協力しながら発表内容を作り上げ、練習では聞き手に内容が伝わるよう話し方を工夫しました。発表時は緊張しましたが、楽しい気持ちの方が強くなり、他のプレゼンを見て新たな学びを得ることができました。」

運営ボランティアBさんの感想
「市立高校記者クラブを広められたことが良かったです。多くの方から『ほめっせーじ』を書いてもらい、心が温まりました。この経験は貴重で、自分にとって高校生活の中で大きな意味のあるものになりました。」

※「ほめっせーじ」とは、来場者や他の参加者が良い発表や成果に対してポジティブなフィードバックをすること。

今後に向けて 

「市立高校プレゼンテーション大会 2024」は、参加したすべての学校にとって貴重な経験となり、生徒たちが自らの学びを振り返り、さらに深めるきっかけとなりました。また、地域の皆様にとっても、市立高校の魅力を再確認できる場となり、進路選択の参考になったことでしょう。

この大会を通じて、多くの来場者、運営スタッフ、ボランティアの皆様に深く感謝申し上げます。皆様のおかげで、素晴らしいイベントとなり、参加者全員にとって有意義な時間となりました。

今後も、このようなイベントを通じて市立高校の魅力を広め、地域や保護者とのつながりを深めていくことを目指していきます。

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