本事業は2011年にポートランドからの高校生を受け入れたところから始まり、13年続く相互交流となります。
コロナ禍で5年間派遣ができない期間がありましたが、6年ぶりに、札幌市立高校からの代表生徒15名の派遣が復活いたしました。
このたび無事帰国し、この報告書を作成できることに幸せを感じます。この事業は以下の4点を目的として実施されました。
・ホームステイ体験を通じ他国の文化を理解、尊重する精神を育むこと
・国際社会で信頼と尊敬を得るにふさわしい資質を身に付けること
・国際感覚を育み、国際化に柔軟に対応できる人物となること
・英語を使ったコミュニケーション能力を磨き、自己表現力を高めること
ポートランド滞在中は、相互交流を行っているグラント高校の訪問をはじめ、市役所、州立大学、リッチモンド小学校、オレゴン日系アメリカ人博物館、
マウントテーパー中学校等、市内の様々な箇所を訪れ交流することで、一人ひとりが掲げていた探究テーマを深堀りし文化の違いを実感することができました。
この報告書は、その成果をまとめたものとなっています。10日間の生の体験を感じていただければ幸いです。