2022年8月20日(土)第10回SCOPが開催されました。
「SCOP」とは、市立高校に勤務する教員同士が、関心や課題・熱意などを共有し、実践交流などを通して、学びを深めていく自主的集まりです。
Sapporo Community Of Practice(サッポロ・コミュニティ・オブ・プラクティス)の頭文字で「SCOP」といいます。
今回のテーマは「未来の学校を語ろう」でした。
ワーク1では「こんな学校あったらいいな」という先生方の夢や希望を4つのカテゴリー(施設・設備/教職員/まなび型(方)/まなぶ内容)に分けて、自由に発想しました。
ワーク2では1で出たアイディアについて、「どうやったらできるか?」を「今すぐできる/工夫したらできる/長期的な検討が必要」なものに分けて整理してみました。
初めて参加された先生方からは、
「初めての参加で緊張しましたが、いろいろな先生方の意見や考え方が聞け、とても楽しかったです」
「市立高校での取組や、今後のことなどいろいろな話しも聞けて、とても貴重な時間でした」
という感想をいただきました。
実際の現場で働かれている先生方からの未来の夢や希望を整理し掘り下げていくと、今目の前にいる生徒たち、これから出会うであろう生徒たちに、「生徒が主体となって、さまざまな出会いやまなびの場に身を置き、自分の好きなこと・情熱を傾けられるものを見つけてほしい。それが将来のありたい自分・理想の生き方につながる」という教育理念が先生方の中にあることがわかりました。
そのためにどのようなまなびの場・まなび方(型)をつくっていくかはこれからの課題であり、目標であると感じました。
市立高校の「一律」でない多様な取組を繋げ、魅力化していくことが一つの解決策になっていくのではないかと思っています。