清田高校・大通高校の生徒12名が参加する「SDGsアカデミー」(札幌青年会議所 未来人材育成委員会主催)は、9月3日(金)、松崎ビルで6回目の集まりを持ちました。
SDGsの17の目標から3「すべての人に健康と福祉を」を選んだAチーム、6「安全な水とトイレを世界中に」を選んだBチームが、それぞれ第3回で作成した絵コンテをもとに、8月中に何度か集まり、また個々に動画の「素材」を撮影してきました。
今回はそれらを持ち寄って、編集方法や素材に過不足はないかなど、幅広くディスカッションし、骨子を固める集まりです。
前半は、10月あるいは11月に予定されている発表会の際に披露する「リメイクTシャツ」の作成。
これはやはりSDGsの目標の中の12「つくる責任つかう責任」を考えるもので、札幌でリメイクのオーダーメイドを営業している業者さんの協力・指導のもと行われました。
参加生徒全員、古くなったTシャツを持ち寄り、たくさんある「デザイン(型)」や色から好きなものを選んで、プリントアウト。ドライヤーとアイロンを使って仕上げましたが、“新品”のようなきれいな出来上がりに、「オーッ!」という歓声が会場に響きました。
後半は動画素材を俎上にあげての議論。白熱しました。
Aチームは「手洗い」「階段」「野球」「サッカー」「バドミントン」「話しながら走る」「体操」など、Bチームは「水を飲んだ」「歩いた」「走った」「黒板アート」「足元から空へ」「緑道」など、まず、それぞれが撮影したたくさんの素材を確認していきました。
そして、それらをどのように編集するか、文字と音声はどうするか、ナレーションは入れるか、素材としてまだ足りないものはないかなど、議論・アイデアは尽きることなく、1時間半の時間が足りないほどに濃い時間が過ぎていきました。
両チームは今後さらに集まって、あるいは個々に、素材を追加しながら編集作業をすすめ、次回9月17日(金)第7回目アカデミーにおいて、いよいよ完成動画を確認し、発表練習をすることになります。
SDGsアカデミーとは・・・
「若者に地域社会の課題を通して、持続可能な社会実現への行動を喚起して欲しい」いう想いの下、全7回のアカデミー受講から、地域が抱える社会課題を通してSDGを理解し、高校生の柔軟な発想を基に、広く市民に持続可能な社会実現の行動喚起を促す事業です。