7月13日2年生が総合的な探究の時間に、「さっぽろ探究」をテーマにして、「探究人インタビュー」を行いました。
これは、札幌でSDGsに取り組んでいる企業や大学の探究人10人(※)を講師にお招きし、その具体的な取組についてお話いただくものです。
お話の後は、講師にインタビューをして、SDGsへの興味関心や理解を深めていきます。
(※)石上車輌株式会社、池田食品株式会社、札幌国際大学、北海道コカ・コーラボトリング、北海道オリンピア株式会社、bloom International、札幌ドーム、竹中工務店✖️北海道森林管理局、柏葉脳神経外科病院、北海道宝島旅行社
6校時と7校時で、それぞれ希望する講師1人ずつのお話を40分程聞き、その後10分程インタビューをしました。
どの講師もSDGsの取り組みを、スライドによりビジュアルでわかりやすく伝えていました。
この授業のねらいは、インタビューを通して話を聞く姿勢や生徒自身の思いを伝えることを培うものです。
もう一つのねらいは、2学期から清田地区で行うフィールドワークでの取材力をアップすることにあります。
この取り組みは、清田地区の方に地域のお話をグループで伺い、そこから地域課題をつかみ、その課題解決企画の提案をするというものです。
さてどんな「探究人インタビュー」があったのでしょうか?
北海道宝島旅行社の方には、「そちらの社員には外国人もいらっしゃるそうですが、労働環境はどうですか?」という質問には、「日本人と一緒です。ただし、ビザの取得などには配慮します」の回答、 石上車輌の方には、「配車解体のリサイクルから、自動車リサイクルの森プロジェクトなど他のSDGs活動にどうしてつなげようとしたのですか?」という質問には、「SDGsにつなげようとして活動しているのではなく、お客様に必要なものを提供しようといるうちにSDGsにつながる活動になりました」との回答でした。
授業後生徒に授業の感想を聞きました。
◉少人数の中でのインタビューなので聞きやすかった
◉聞いていた生徒が一人ずつインタビューしていくので、いろいろな視点からの話が聞けた
◉聞きたいことをピンポイントで聞けるので理解度が高まった
◉いろいろな情報を聞けてよいし、進路の学習にもなった
また、講師の札幌ドームの方にも授業の感想を伺いました。
◉「インタビュー形式の授業なので、質問を通して高校生との対話ができてうれしかった」というお話でした。
取材力をアップして臨む2学期のフィールドワークでの活動が期待されます。