12 月 10 日、第 21 回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園(主催:大阪商業大学、毎日新聞社)の最終審査が行われ、予選を通過していた2年生の柿﨑七萌さんが、準グランプリを受賞しました。
啓北商業高校2年生の柿﨑さんは、商業科目『マーケティング』の授業で、顧客満足を高める商品アイディアを考える学習を通して考案したアイディアをコンテストに応募しました。
柿﨑さんは、家に遊びに来る7歳の従妹のために、蛇口のレバーを調節し、勢いよく水が出ないようにする器具『レバーストップ』という商品アイディアを考えました。
さらに、この器具を使うことで節水できることから、SDGs の目標の「6.安全な水とトイレを世界中に」「14.海の豊かさを守ろう」への貢献、既存製品との比較、市場性や将来性まで考察し、発表を行いました。
最終審査当日は、事前に提出した5分間のプレゼンテーション動画をもとに、審査が行われました。
惜しくもグランプリは逃しましたが、応募総数 6,619 作品(応募校数 130 校)の中から、堂々の準グランプリを受賞することができました。
審査員からは、「普段の生活の気づきの中から、アイディアをビジネスとして考えられたことや、商品としての完成度が高かった」との講評をいただきました。
柿﨑さんは、「まだ実感がわかず戸惑いもあるが、準グランプリを受賞したことは、とてもうれしい。」と話してくれました。