第8期目となるアニマドーレ、今年のプログラムがいよいよスタートしました。
1台のバスに高校生もスタッフもみんなが一緒に乗り込み、札幌駅を出発。この日の参加は、高校生31名、スタッフ13名の合計44名でした。バスに定員いっぱい乗れるのも、バスの中で会話ができるのも、本当に久しぶり。
まずは全員の自己紹介からスタートです。
アイスブレイクでは、野菜の名前を逆再生して、何と言っているか当てるゲームを。バスの中で盛り上がっているうちに、あっという間に目的地の余湖農園へ。
余湖さんは、アニマドーレが始まった時からお世話になっている農家さんです。到着後に改めてスタッフの自己紹介と余湖さんからも一言いただき、さっそく、午前中の農作業体験に向かいます。
作業は、赤しそとパクチーの畑の草むしりです。「雑草の区別がつかない」「パクチーが臭い!」など、ワイワイしながら、高校生は草むしりに夢中になっていきます。土にまみれるのは、何歳になっても気持ちがいいものですね。
<高校生Aさんの感想>
一番楽しかったのは草抜きです。 初めて草抜きをするのが楽しいと思いました。最初は緊張していたけれど、みんなが話しかけてくれてコミュニケーションをとることができたのでよかったです。
午前中にたっぷりと汗をかいた後は、蕎麦打ち体験です。
講師は、幌加内高校時代に、蕎麦打ち日本一になったことがある石川朋佳さんです。アニマドーレに協賛いただいている、コープさっぽろの「第10回農業賞 交流賞 特別賞」を幌加内高校が受賞した時の立役者でもあります。石川さんの実演と言葉を頼りに、一人ひとりが、自分のための蕎麦を打っていきます。
できあがりは人それぞれ、個性たっぷり!でも、味は格別!高校生のたくさんの笑顔をいただきました!
<高校生Bさんの感想>
一番印象に残ったのは蕎麦打ち体験です。普段絶対にできない体験だし、一人ひとりそれぞれ形などが異なっていて面白いと感じました。
午後の作業は、みつば畑の草むしりを1時間ほど行いました。片付けをして出発前に、希望者は余湖農園のソフトクリームを購入。きっとこれまでに味わったことがないくらい、美味しく感じたことでしょう。帰りのバスでは感想を共有し、札幌駅にて解散。
まずは難しいことは抜きにして、「農」と「とびっきりの食」に触れてもらいたいと、企画した第一回目でしたが、まるで数年前のアニマドーレの活気が戻ってきたようでした。高校生もスタッフも、「満足感」と「心地良い疲労」に包まれた一日となりました。
<高校生Cさんの感想>
みんなが話しかけてくれて、打ち解けることができたのでよかったです。 農作業では景色が綺麗だと思いました。広い農園の中で静かに作業するのも楽しかったし、普段経験できないことができてよかったです。