旭丘高校数理データサイエンス科の生徒が研究成果を発表しました!午後の部(1年生の発表に開成中等も参加)

12月6日(水)、旭丘高校の数理データーサイエンス科の生徒による研究の成果を発表!午後の部は、1年生によるポスターセッション。この場に、開成中等教育学校の生徒11グループも参加し、市立高校SSH指定校2校のコラボセッションになりました。

【さっぽろ探究ポスターセッション 13:10-15:00 】 

このセッションでは4つの賞が準備されています。旭丘高校1年生19グループの研究テーマと、研究の概要は以下の通りです。前半と後半に分かれてセッションが行われました。

 7組    
No. 班名 概 要
【タイトル】
1班 午後2時半 午後2時半グループでは今年の7月にPM2.5が増加していることに着目し、去年のPM2.5観測データを使い、今年と去年で何が違うのか表計算ソフトを使用して調べました。
【PM2.5 月ごとの飛来量】
2班 桜を見る会 データサイエンスの手法を駆使し過去の桜の開花データから未来の開花時期の予想や、時系列解析を活用して桜の開花パターンを把握し、今年の開花予想を行う。
【異常気象後の桜開花予測~in札幌~】
3班 サーモン 各自、過去の雪虫発生日、手稲山初冠雪日から初雪日までの期間を基に、グラフを作り、予測した。また、10月の最低気温のデータを分析し作った折れ線グラフを元に初雪予測を行った。
【初雪予測】
4班 7代目ファミチキ家 身近なコンビニに焦点を当てて経済について考えてみました。そこから分かったこととして、同じ「コンビニ経営」にも様々な経営戦略や、工夫があると分かりました。そして全国展開している会社と、地域で展開している会社について、実際の札幌での店舗数のデータや経済論を用いて自分たちで考察していきます。
【札幌コンビニ戦国‼】
5班 CO2減らし隊 北海道の現状について知るために、他国と北海道のCO2排出量を比較し、その国との違いや、CO2の排出量と相関関係にあるものを見つけ、北海道の政策に生かすことができるかどうかを調べる。
【CO2と札幌の現状】
6班 5G ここ最近、円山公園でもヤマトゴキブリの越冬が確認されており、北海道の気温にゴキブリが適応しているのではないかと考え、北海道の気温をもとに考えることにした。
【北上するゴキブリについて】
7班 地震(自信)があります 僕たちは、地震の今後について、過去に起きた3つの大地震のデータを見て分析して、地震の発生回数が増えると大地震の予兆となるのかを調べました。
【地震発生の予測・対策・被害予測】
8班 うちの四姉妹 札幌市のごみ排出量と他の都市のごみ排出量の比較。また、ごみ袋有料化前後の札幌市のごみ排出量の変化、不法投棄の推移について。
【ごみ排出量】
9班 チーム米好き 日本は現在、食生活が徐々に変わってきており、主食である米も消費が減って、パンや麺などの消費が増えています。私たちは、札幌の主食の特徴や変化を調べ、他の都市と比較しました。
【みんなは何派?                     ~変わりつつある日本人の主食~】
10班 コーポDS SUUMOの賃貸情報を利用し、4万件×34項目のデータで機械学習。学習結果からお得と判断された物件を分析し、札幌市内のどのエリアが特にお得と言えるかを割り出しました。
【物件情報からお買い得なエリアを見つけだそう】
     
     
8組    
No. 班名 概 要
【タイトル】
1班 ぷりん 2018年胆振東部地震を経験して地震の怖さを改めて感じた。そこで地震数などの日本の地震活動の傾向と札幌市における地盤と地震被害の関係を調べていく。
【地震って増えてるの?】
2班 米津麺師 北海道の米消費が多い理由が北海道の有名な職に関係があると考え、SSDEやe-startの統計データを用いて相関係数を調べた。しかし、どれも相関はなかった。
【米と北海道の食との相関を調べた結果…】
3班 Hazurechi スマホの使用時間は学力低下につながるということを仮説として、市や国の学力・学習調査の結果を使用し、散布図などのグラフで可視化して、関係性を見出す。
【スマフォ・スタディ】
4班 サッカーミリしら この研究の目的は、コンサドーレが勝つためには何が必要かを考察することです。チームが勝利するために失点パターンやシュート成功率などのデータから分析しました。
【コンサドーレが勝つためには】
5班 桜前線探索隊 桜の開花日、満開日を予想します。気温、雲量、他の植物など多くのデータを活用し、相関などを調べ、多くの計算方法を試し、より正確な値を出せるように研究しました。
【桜前線探せ大作戦!!】
6班 At8.5(アスタチン) PM2.5の増減は天候条件とどのような関係にあるかについて研究した。観測器と気象庁のデータを用いて関係性を調べた。
【大気汚染(PM2.5)】
7班 お金好きの集まり 全国、北海道、札幌市それぞれのコンビ二の店舗数を集計し、経済産業省の商業動態統計調査から全国のコンビニ分布と比較し、札幌と北海道のコンビニ分布の特徴と傾向を分析する。
【コンビニ戦国地図】
8班  U コロナ禍に多くの企業が倒産したニュースを目撃した私たちは、コロナ前・渦中後の観光客数、イベント実施状況などからこの間の経済的損失や新たな観光資源や観光形態を調査した。
【札幌の観光 ~札幌VSコロナ~】
9班 旭丘高校スポーツ科 僕たちは、コロナ禍による休校と体力について持久走と100mの記録と全国の平均を比較しました。
【コロナと体力 ~ガオカ生の持久力~】

表彰式 以下の通りになりました。

審査員は次の4名です。                                                                      北海道大学大学院教育推進機構DX教育推進部門特任准教授 : 川俣大志氏   株式会社ニトリパブリック代表取締役社長 : 荒井功氏   フュージョン株式会社常務取締役 木村達夫氏 市立札幌旭丘高校校長 相沢克明氏

 

  北大DX賞    : 8組9班      旭丘高校スポーツ科
  ニトリ賞    : 7組5班      CO2減らし隊
  フュージョン賞 : 7組10班     コーポDS
  校長賞              : 開成14班     発展途上国で作れる完全栄養食の考察
 
 
 

 今後も研究は続きます。

 

 

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