開成中等教育学校は、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、更に国際バカロレア(IB)に基づく6年一貫の課題探究的な教育プログラムを実践しながら科学的素養・コミュニケーション能力を身に付けた 「自立した札幌人」へと生徒一人一人が成長することを目指しています。
この研究成果報告会は、1年間における様々な探究活動の成果について、講演会の後に、口頭発表およびポスターセッション形式での発表の場として設けられました。3月15日、1日日程で行われました。
各プログラムで聞いた感想は、それぞれがカードに記入し、所定の箱に入れました。
<第1部 SSH講演会 8:50〜9:50> 演題:『海洋プラスチックごみの問題点と今後の研究課題』 講師:海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球環境部門 副主任研究員、池上 隆仁(いけのうえ たかひと)氏 現在世界中で注目されているプラスチックごみによる海洋汚染とはどのようなもので、何が問題なのか、基礎的な事実を解説していただきました。また、これまでJAMSTECの観測により明らかになった北極海や深海に拡がるプラスチック汚染の実情と今後の研究課題についてもお話ししていただきました。全校生徒が耳を傾けました。
<第2部 学年別生徒活動発表 10:10〜11:00> 屋久島プロジェクト/つくばプロジェクト/環境科学現地研修/さくらサイエンスプログラム/TJ-SSF(タイ海外研修)の発表です。各プロジェクトに参加した生徒の発表を各年次に分かれて教室や体育館に分かれて聴きました。 〔1年次生に向けて〕つくばプロジェクト・環境科学現地研修 (1年各クラス) 〔2年次生に向けて〕屋久島プロジェクト・つくばプロジェクト (2年各クラス) 〔3年次生に向けて〕留学体験報告・タイ研修 (3年各クラス) 〔4・5年次生に向けて〕さくらサイエンスプログラム交流会・屋久島プロジェクト(体育館)
<第3部 1.2年次生 「試行錯誤/試行錯誤Pro 口頭発表」 11:10〜12:10> 3年次生が司会役になり、基礎期の生徒が発表をし、他の年次の生徒も一緒に聞き、質問やアドバイスもしてくれました。
<第4部 プレコズモサイエンス/コズモサイエンスポスターセッション(3.4.5年生)+DP生によるTOK展示 13:10〜15:10>
今年も他校の生徒も参加しました。
<振り返り 15:20〜15:50> 最後に1日の学びを振り返りました。
先輩や後輩の発表を聴き合い、質問し合い、またアドバイスをし合いながら、今年も大変充実した報告会になりました。20日はいよいよチカホで発表します。