清田高校「エシカル消費発表会」を開催しました!

9月12日、清田高校で「エシカル消費発表会」が開催されました。
参加したのは、2年次グローバルコースの生徒19名。彼らは、約3ヶ月にわたって「国際協力」の授業でエシカル消費について学び、その成果を発表会で披露しました。
※「エシカル消費」とは?
消費者が社会的課題の解決を意識し、それを解決する事業者を支援しながら行う消費活動のこと。


生徒たちは、まず7月23日に北海道コカ・コーラボトリング株式会社を訪問し、企業のSDGsへの取り組み「エシカル」をテーマにした課題について学びました。その後、3つのテーマに基づいて探究活動を進め、発表に備えました。

3つの課題テーマ

全12チームが、3つのテーマの中から1つを選び、それぞれ発表を行いました。
1つ目のテーマは「コカ・コーラ社の野菜バスの認知度向上と販売拡大」
生徒たちは、野菜バスの普及方法について「手紙やクーポンなど、お客様が気になるおまけをつける」「ポイントカードを使った割引制度」などのアイデアを提案しました。

2つ目のテーマは「コカ・コーラ社のい・ろ・は・すと清田区の水の知名度向上」
清田区の水を強調した「自動販売機のPOP作成」や「絵本を使った広報活動」、さらに「温泉施設での販売促進」などのアイデアが発表されました。

3つ目のテーマは「ファミリーマート社からの提案、フードロスをなくすためのアイデア」
生徒たちは、「アプリで値引き商品を告知する仕組み」や「店内BGMに歌詞をつけてフードロスを意識させる」といったユニークな提案を行い、発表では実際に歌詞を歌うパフォーマンスも披露され、会場を盛り上げました。

北海道コカ・コーラボトリング社と株式会社ファミリーマートからの審査

当日は、北海道コカ・コーラボトリング社と株式会社ファミリーマートの担当者が審査員として参加いただきました。発表の最後には、各社から生徒の発表に対するフィードバックを行い、各テーマごとに優秀賞を選出しました。ファミリーマート社の審査員からは、「シンプルでわかりやすく、割引制度など、すぐ実行可能な案が多かった」と評価をいただきました。

コカ・コーラ社の審査員はプロセスの整理が非常に良かった。さらに、一次情報の収集やステークホルダーの視点を取り入れた提案が加わると、より一層素晴らしくなるでしょうとコメントをいただきました。

最優秀賞に選ばれた3チームには、2社のコラボ商品がプレゼントされました。最後に、校長先生からは「プレゼンには野心や野望を込めることが大切」というエールが送られ、生徒たちにとっても大きな学びの機会となる発表会となりました。

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