「将来、どんな大人になりたい?」
この問いに、すぐに答えられる子どもは多くありません。
北野小学校6年生の総合的な学習の時間「ぼくの わたしの 生きる道2025」では、多様な大人との対話を通して、自分自身の将来を考える学習に取り組んでいます。
小学生たちが「少し先を生きる先輩」の声に触れることを目的とした取り組みです。
今回は平岸高校生が小学校におじゃまして、小学生から直接インタビューを受けていました。
「少し先を生きる先輩」のリアルに触れる、学びのフィールド 
当日は、小学生が事前に考えた質問をもとにインタビューが行われました。
小学生たちは、進路選択の理由や高校生活で大切にしていること、将来への思いなど、リアルな声を聞きながら、自分の将来と重ね合わせて学びを深めている様子でした。
小学生「高校までにやっておいた方がいいことは?」
高校生「今のうちにたくさん遊んでおくといい」
「ボランティアや委員会活動は役に立つことがある」
「いろんな人と話しておくことが大切」
“すごいことをしなければならない”のではなく、今の生活の延長線にある、等身大のアドバイスを、小学生の心に自然と届いているようでした。
小学生の率直な質問
小学生「高校って何が楽しいの?」
高校生「文化祭や体育祭で、みんなで準備する時間が楽しいよ」「クラスや学年で協力するのが好き!」
小学生「高校生って遊べるの?」
高校生「休みの日は、写真を撮りに行くよ」「部活の練習があるよ!」
勉強だけではない高校生活の姿に、小学生たちは強く引き込まれていました。
高校生にとっても、自分を見つめ直す時間に
インタビューを受けた高校生からは、
「小学生から質問を受けるのは初めてで、楽しかった!」
「清田高校以外に迷った学校はあったのかなど、想像以上に踏み込んだ質問もあり、ドキッとした」
といった声が聞かれました。
“聞かれる側”になることで、自分が大切にしてきたことを見つめ直す機会にもなったようです。
「高校生って怖いと思ってた」
交流後、小学生からは、
「高校生って、ちょっと怖いと思っていたけど、優しくて面白かった」
「自分と似ているところがあると思った」
「もっと話してみたかった!」
といった感想が聞かれました。高校生という存在が、“遠い未来”から“身近な先輩”へと変わった瞬間でした。
世代をつなぐ一歩に
今回の交流は、小学生にとって高校生活を身近に感じるきっかけとなり、高校生にとっても自分自身を振り返る時間となりました。
今後も対話を大切にした学びを通して、子どもたちが自分の進路や生き方を考える力を育んでいきます。
