EduObSession2026を開催しました!

2026年7月24日(金)にEduObSession2026を藻岩高校にて開催しました!
EduObSession(エデュ・オブ・セッション)とは、市立高校に勤務する教員および学校関係者が集い、これまでの各自の実践を振り返りながら、「対話による新たな価値の共創」を目的としたイベントです。

 
EduObSessionには、- education(教育)- obsession(やみつきになる,やばいくらい熱中している)- session(目的をもった集まり,即興で楽しむ,対話)などの意味が込められており、教育にやみつきになっている方々で心ゆくまで対話を楽しむイベントとして企画しました。

 

 

第1回の開催となる今回は、教員に加えて、大学生・教育委員会・民間企業・学術研究員など、世代や立場を超えて多くの方々にご参加いただき、教育の今と未来を考える1日となりました。 
はじめに、企画者の對馬光揮先生(藻岩高校)より、本イベントの目的が伝えられ、4人1組のグループでチェックインを行いました。
前半はラウンドテーブル形式で、グループ内で「各自の実践の歩み」を語り合っていただきました。
内容については、授業・探究・分掌・講習・学校改革・教育観の変遷など、学校教育に関するものであれば何でも構いません。
1セクションを60分として、報告(30分)と対話(30分)の時間を取り、各自の実践に新たな意味づけをしていく時間となりました。

 

 

 

 

後半はパネルディスカッション形式で、藻岩高校より野口浩史校長、高木大作先生、長井翔先生、千葉建二先生、ならびに札幌市教育委員会より西野功泰指導主事にパネラーとしてご登壇いただき、次の3つのテーマについて考えを述べてもらいました。

 

 

 

 

①「エージェンシー」を考える⇒ エージェンシー(自ら目標を設定し、振り返り、責任ある行動をとる力/学びのオーナーシップ)はどのように育つのか?
②「あわい」で揺れる⇒ 個別化(自分らしさを発揮する/自分のありのままを表現できるようにする)と、社会化(社会の一員としての基盤を学ぶ/社会の一員である感覚を育てる)の「あわい」にいる、私たちの役割とは何か?
③市立高校の意義⇒ 何のために市立高校はあるのか?パネラーの考えを聞いた後、フロアの方々でディスカッションし、質疑応答の時間を取ることにしました。

フロアの先生方からは「エージェンシーの『責任ある行動』とは、自己の責任なのか、社会に対する責任なのか?」といった質問が上がり、大学生からは「『あわい』で揺れる教員にとっての『やりがい』は何ですか?」といった質問が上がりました。

イベント終了後、参加者からは次のような感想が寄せられました。
ⓐ今回EduObSessionへの参加を決めて、本当に良かったと心から感じております。最初は、自分が話すなんて大丈夫だろうか、と不安が強かったのですが、スライドにまとめて整理することにより、自分自身の考えやこれまでを振り返り、その中で疑問に思ったことや、改善したいことについて先輩方からじっくりお話を聞くことで、とても良い学びになりました。また、グループの中で話し合うことで見えてくるものや、新たな気づきも多くあり、自分自身だけではまだ気が付けていないこと、知らないことを本当に多く学ぶことができました。先輩方のお話からは、沢山の貴重な経験をお聞きすることができ、これから少しずつでも実践に生かしていきたいと感じ、夏休み明けの生活がとても楽しみになりました!

ⓑ私自身にとっても、若い先生方やパートナーとなる外部の方の実践を聞き、その実践を今後も見守れることが幸せですし、初心に戻って自分自身の実践について省察する機会となりました。

ⓒ先生方の話を伺い、これまでどんな経験を積み重ねてこられたのか、創意工夫をされてきたのかを知ることができました。最近、多様性の中にある一般性・普遍性について考えることがありますが、違う学校であっても共通していることはあるし、同じ市立高校として目指そうとしているものがあるということを改めて感じました。

ⓓ発表準備の過程で自分が重点を置きたいところを再認識できたり、改めて整理できた部分が多々あったため、他の先生方から意見を伺うことができた当日だけでなく、参加申込をした時から今日までがとても有意義でした。

ⓔあまりこういう会に参加したことがなく不安でしたが、いろいろな話をあらゆる範囲から聞くことができて、充実したラウンドテーブルになりました。最後のパネルディスカッションも5人のパネラーの方々の幅広い考え方がすごく参考になりました。

第1回の開催となる今回の成果を活かして、今後も市立高校に勤務する教員および学校関係者の方々の多様な実践と専門性を共有し、よりよい学校づくりのきっかけとなるイベントを目指したいと考えています。

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