平岸高校デザインアートコースってどんなところ?(前編)【☆市立高校記者クラブ☆】

こんにちは、平岸高校3年生、記者クラブのスドウです。
みなさんは平岸高校にある『デザインアートコース(以下DAコース)』のことをご存知でしょうか?
DAコースは、普通科教育を受けつつ、美術について詳しく学ぶことができるコースです。また、2年次からは絵画・情報メディア・クラフトデザイン・彫刻の4つの専攻に分かれ、より専門的な知識・技術を探究していくことができます。
本記事ではそんなDAコースに通う生徒のリアルな声をお届けします!

DAコースの生徒の生活

DAコースの生徒たちは、美術と身近な環境の中でどのようなことを感じているのでしょうか?今回は美術部部長の2年生にインタビューをしました!

なぜDAコースに?

「小さい頃から絵を描くことやものを作ることが好きで、そういう道に進みたいと思っていた時に、父から平岸高校のDAコースのことを教えてもらって、この学校を目指すようになりました。平岸高校が公立高校で学費面でも助かること、また普通科高校に属しているので一般的な学習もできることが良い点だと思いました。」

入学してから感じたDAコースの魅力は?

「色々なアートイベントにお声掛けいただけて参加できることですね。あとは、やっぱり2年生からの4専攻に分かれて活動できる授業です。」

ちなみにどの専攻に?

クラフト専攻です!決め手は1年生の時の授業中に行った立体構成でした。紙を使って立体的な表現・構成をするのがすごく楽しくて。こういう道に進むのもいいなと思いました。」

普段はどんな作品制作をする?

「普段は平面作品の制作をしています。主に水彩画を描きますね。水のにじみや微妙な差でも表現が変わっていくところが面白くて好んで使っています。」

 水彩でどんな絵を描く?

 「リアルなものや写実的なものよりは、アニメ寄りのキャラクターを描くことが多いです。たまに風景を描いたりもします。」

DAコースに興味がある中学生にメッセージ

「まずはDAコースの授業内容や活動について、たくさん調べてみてほしいです。あとはDAコースが参加しているイベントなども見に来ていただくと、雰囲気がわかると思います。DAコースに行くことが決まっている人には、デッサンを頑張ってほしいです!継続して行っていたら、受験でも落ち着いてできると思いますし、中学生の時からしっかりやっていた方が、入学後にも気持ちが楽だと思うので。」

DAコースの生徒が制作した作品

実際に生徒が制作した作品を紹介します。百人百様の魅力的な作品たちです。

   
人物デッサン(左:鉛筆 右:木炭)

 
石膏デッサン

 
高文連に出品された作品

 
左:高文連に出品された作品 右:卒業制作展にて展示された作品

 
左:高文連に出品された作品 右:Blenderという3DCGソフトを用いた作品

 
つまみ細工を用いた作品

 
左:高文連に出品された作品 右:卒業制作展にて展示された作品

 
有志の生徒数名が行ったグループ展にて展示された作品

 
ファッション甲子園の全国大会に進出した作品。

 

ここに掲載できたのはほんの一部でしたが、実際にはもっとたくさんの唯一無二の作品たちが集まっています。DAコースでは、一人ひとりが出力したいと感じるものを追求しています。そこに正解はありません。可愛いものも美しいものも、醜いものも受け入れる“美術”と、それを互いに許し合う環境があるだけです。

紹介はいかがでしたか?DAコースの生徒たちは、絵画から工芸、ファッション、イラストレーションなど多岐にわたって創作活動に励んでいます。公立高校の美術系コースで、ここまでの充実した設備や幅広い分野の指導環境が揃っているところは、全国でも有数です。
個性豊かな生徒が集まるDAコースで、さまざまな人や作品に出会いながら、素敵な高校生活を送ってみませんか?

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