3月17日(金)、開成中等教育学校で、「SSH・コズモプロジェクト研究成果報告会」が行われました。
この研究成果報告会は、1年間における探究活動の成果について、口頭発表およびポスターセッション形式での発表の場として設定されました。午前から午後にかけて、全教室および体育館・多目的ホールを使用しての1年生から6年生全員が参加、それぞれの発表に臨みました。
自分の発表のほかに他の研究を聞きに行き、付箋に感想などを書いて貼っていきます。さあに最後に4つを選んで、意見などを書き提出箱に入れました。
<プログラム>
9:30~10:50: 課題研究ポスターセッション(3,4,5年) TOK〔Theory of Knowledge〕 展示発表(5年) 11:00~12:00: 個人研究口頭発表(1,2年) 海外オンライン発表交流(4,5年) 13:10~15:10: 課題研究ポスターセッション(3,4,5年) SSH 校外研修参加報告(3,4,5年)(写真)
午後のポスターセッションを訪問しました。体育館では68の発表、多目的ホールには36の発表のブースが設けられました。
コズモサイエンス履修者のいくつかのグループに対して、この1年間にアドバイスをしていただいた武笠幸一先生(北大名誉教授)はこの日もオンラインでグループの発表を聞き、さらにアドバイスをしていただきました。
<市内のSSH実施校、探究活動をしている学校も参加し、互いに刺激を受けました>
今回は市立札幌藻岩高校の他に札幌日大、立命館慶祥の中学生と高校生の研究発表もあり、特に中学生同士の発表の交流の場が設定されました。
日大高生徒の感想:SSHなので、「理系」の発表ばかりだと思ってきましたが、とても幅広いテーマで面白いです。また、これがテーマになるのかと思うようなテーマでも、よく聞いてみると新しい視点で臨んでいることがわかったのが新鮮でした。
開成の5年生の感想:データの分析力が凄いのがあって、びっくりしました。自分も見習いたいと思いました。
大原雅教授(大学院地球環境科学研究院)の感想:コロナ禍前の発表の様子と比べて、今回の生徒の発表の仕方や質問への返答などがとても上達しているのがわかりました。先生方もとても努力しているんだろうなと思いました。他の学校と一緒にするの合同も良いですね。
会場の様子を動画でご覧ください(3’42’’)