YOSAKOIソーラン祭り澄川会場実行委員会からのお祭りの裏方さん募集に、平岸高校から16名の生徒が手を挙げました。
第32回YOSAKOIソーラン祭りが7日〜11日の日程で開催されました。演舞会場は札幌市中心部の9箇所の他に周辺部に4箇所設けられました。その4箇所の一つに、13年ぶりに「澄川会場」が設けられました。以前は、近くのスーパーの駐車場や自衛隊の敷地内での開催でしたが、今回の場所は、「澄川あじさい公園」。澄川西小学校の隣にある、普段は小さな子どもと親の皆さんの憩いの場です。雨天が心配されていましたが、6月10日、幸いにも青空となり、札幌の6月らしい天気に恵まれての開催となりました。
澄川の各町内会の方々の中に加わっているのが、数年前から裏方さんとして、また、演舞者としても参加している新陽高校の生徒さんや先生方。そして今回は平岸高校からも16名の生徒が加わってお手伝いをしました。生徒が担当したのは進行係と給水係。町内会の方々に教わりながらお手伝いをしました。
前日から会場作りが行われており、すでに本部、来賓、給水、物販用のテントが貼られ、町内会の方々は会場に観客用のブルーシートを設置したりしていました。久しぶりに会う方々の大きな声で挨拶し合う声が響いていました。
9:30集合となっていましたが、9時過ぎにはすでに集まっており、新陽高校の3名のお手伝いの方とおしゃべり中でした。
両校から一人ずつ、進行のアナウンスを担当。演舞チームの人や観客からの問い合わせに進行係の生徒が対応。そして給水担当は平岸の6名の生徒。大きなタンクのお茶を紙コップに注いでテーブルに並べ、演舞を終わったチームのメンバーにそれを配り、使い終わった紙コップを回収したりしました。
10:30 開始、進行係のアナウンス。
以前からYOSAKOI実行委員会に関わってこられた、澄川第二町内会会長の日向寺良子(ひゅうがじ よしこ)さんがご挨拶。参加チームや来客、そして運営協力者などへの謝辞を述べました。
演舞開始 トップバッターは地元の「澄川精進蛍会」、昼前には、「平岸天神」、12時からは地元、新陽高校1年生が登場。1年生320名が4つのチームに分かれており、この時間には紺碧チームと群青チームが途中で入れ替わりながら演舞。さらに13:00からは青藍チームと蒼天チームの演舞、元気な声が聞こえました。14:56、出場36チームの締めの演舞は、昨年の優勝チーム「北昴」。さすがの迫力に会場の皆さんは大きな拍手と歓声が上がりました。
ボランティアの生徒たちも各自の仕事をしながら、拍手を送ったり、スマホで撮影したりして、大いに楽しんでいるようでした。昼食はのり弁当 交代で食べました。
15時終了 町内会の方々が片付けに入りました。日向寺良子会長はボランティアの高校生を集めて、感謝の言葉を述べ、プレゼントを渡されていました。
普通の公園で行ったこのお祭り。この地区の方々同士のつながりや全国各地からの参加チームの皆さん同士のつながりを感じることができました。
生徒たちは、「楽しかった!」「演舞しているチームの人がカッコ良かった」「地域の大人の方々や他の高校生と一緒というのが良かった」「来年もやりたいです」などと感想を述べてくれました。