12月9日(土)第22回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園(主催:大阪商業大学、毎日新聞社)の最終審査が行われ、予選を通過していた札幌啓北商業高等学校(以下、啓北商業高校)2年生の籏谷実優さんが、準グランプリに次ぐ審査員特別賞を受賞しました。
現3年生の柿崎さんに続き、2年連続の最終審査ノミネートとなりました。
籏谷さんは、商業科目『マーケティング』の授業の中で、顧客満足を高める商品アイディアを考える学習を通じて、『エコなべ』という、少ない水の量で麺をゆでることができ、節水につながる鍋を考案しました。節水だけでなく、片手で水切りを行えるようにメッシュの容器を内蔵する、4人分の仕切りをつけるといった工夫をし、消費者のニーズを捉え、新規性や市場性を考察し発表を行いました。
最終審査当日は、5分間のプレゼンテーションをもとに、審査が行われ、応募総数6,501作品の中から審査員特別賞を受賞することができました。
籏谷さんは、「悔しい気持ちもありますが、大きな舞台で発表できたことはとても良い経験になりました」と話してくれました。
さらに、優秀な作品が多数あったことが評価され、啓北商業高校が学校賞を受賞することができました。
学校賞は、応募校数124校の中から啓北商業高校を含む15校が選出されました。