無印良品札幌パルコで開発商品のマルシェ 振り返りレポート!

昨年11月4日(土)5日(日)の11:00~17:00に、札幌パルコ6階の無印良品OpenMUJIスペースにて『つながる市番外編頑張る高校生おうえんマルシェ』が開催されました。
札幌市立高校からは、【市立札幌啓北商業高等学校】 【市立札幌大通高等学校】【市立札幌藻岩高等学校】の3校が出店しました。
各学校が、探究的な活動の中で開発した商品を、自分たちで声かけを行いながら販売しました。

【市立札幌啓北商業高等学校】
札幌啓北商業高校は、余市町のすこやか自然農園様と札幌市南区にあるポワソンダブリール様と協力して『梨シュークリーム』を開発しました。
9月に開催されたつながる市で、生徒たちがすこやか自然農園様が余市独自品種の千両梨を絶やさないよう活動しているお話しを聞き、自分たちが研究しているSDGsの考え方に合致すると思い、協力をお願いしたところ、快く引き受けていただけました。

また、生徒たちの活動に理解を示していただいていた札幌市南区にあるポワソンダブリール様もご協力いただき、『ポワソンダブリール様で人気のシュークリーム』と『すこやか自然農園様の千両梨』を合わせて『梨シュークリーム』を開発しました。
つながる市終了後、すこやか自然農園様とポワソンダブリール様からはそれぞれ「完売してよかったね」「私たちも一緒に活動できて楽しかった!」とお声がけをいただき、生徒たちからも「廃棄になる予定だった梨をたくさんのお客様においしくお届け出来てよかった!」「想像以上に、お客様が私たちの話に興味を持ってくれて嬉しかった!「一緒に販売した他校の生徒と交流できて楽しかった!」という感想がありました。今回の商品開発に関わってくれたすべての皆様に感謝しています。

【市立札幌大通高等学校】
2011年から始まった大通高校のミツバチプロジェクト。さまざまな講座を受講する生徒、外部ボランティアの方々で生産から販売までを担っています。

つながる市へは3度目の出店です。環境活動をする部活動生徒やミツバチプロジェクトに参加したいという生徒も加わり、学校全体でのプロジェクトとして活動しています。

夏休み前から、ミツバチプロジェクトの歴史、養蜂について、テイスティング、商品価値、販売ディスプレイや接客について、それぞれ専門の先生からの講義を受け、イベントに向けて準備をしてきました。

生徒たちはこれまでのイベントでの反省を活かし、テイスティングの方法・接客時の説明など工夫をしながら、販売に積極的に取り組んでいました。

【市立札幌藻岩高等学校】
藻岩高校は、Savon de Siestaさん(南1条西12丁目)にご協力いただいたラベンダーの香りの固形石鹸を販売しました。

活動の始まりは、昨年度の総合探究でした。6名の生徒が、地域探究学習の一環として藻岩高校がある南区の魅力を知ってもらうため、南区南の沢発祥であるラベンダーを用いて商品開発をすることにしました。

昨年度の4月に活動を開始し、Savon de Siestaさんと企画会議を重ねました。

11月には校内発表会、12月にはHOKKAIDOハイスクールQUESTに参加し、発表を行うことで審査員の方や聴衆のみなさんからもアドバイスをいただきました。

今年の7月には学校祭で販売し、予約販売も含め約100個を売上げ、たくさんの人の手に渡りました。

南区の魅力を伝えるという目標の検証は実施できていませんが、ラベンダー石鹸をアイテムとして企業の方や手に取ってくださった方、今回のマルシェに共に参加した同世代のみなさんとの交流や学びの機会を得ることができたことにとても感謝しています。

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