キャリア教育優良学校文部科学大臣賞の推薦理由についてインタビューしました!
「生徒支援体制の確立」編
「ドーリ・プレイス」について (池田校長先生と藤井先生に伺いました。)
「ドーリ・プレイス」とは、学校内「居場所カフェ」、サードプレイスのことです。月に2回くらい、12時から18時、参加自由で、1階のDORIスペース後方で開催しています。学校運営協議会の話し合いの中で、居場所カフェを試してみようという意見から始まったんです。平成30年2月に試行として開始されて以来、現在まで6年間続いています。本校の生徒には大切な時間だと思っています。 ユースワーカーやPTAの方々が上手に話しかけてくれたり、ゲームをしたり、用意してくださるお菓子を配布したりしながら、この時間を楽しむ生徒が増えてきました。
コロナ禍では、用意されたパソコンに向かって、向こう側にいるユースワーカーと話しをする形でしか実施できず、うまくいきませんでした。でも、令和4年度になると、対面で年間15回実施できました。「顔を見せる」「なんとなく様子を見にいく」と声をかけることで参加のハードルを下げ、新入生やこれまで参加したこのない生徒の参加に繋げるように試みました。普段登校できない生徒でもドーリ・プレイスに参加するためだけに登校してきたりして、生徒の居場所として定着しています。 通常は、先生方はその場所にはいませんが、必要に応じて、先生とユースワーカーが情報交換もして、一人ひとりに寄り添った対応ができていると思います。
令和4年度の資料では前期は8回で、延べ281名が参加、後期は7回実施したそうです。なくてはならない存在になりそうです。