札幌青年会議所 未来人材育成委員会主催 「SDGsアカデミー」“開校”(7/23) 清田高校生8名、大通高校生3名が参加 

SDGsアカデミーとは………

「若者に地域社会の課題を通して、持続可能な社会実現への行動を喚起して欲しい」いう想いの下、全7回のアカデミー受講から、地域が抱える社会課題を通してSDGsを理解し、高校生の柔軟な発想を基に、広く市民に持続可能な社会実現の行動喚起を促す事業です。

第1回の「SDGsアカデミー」は7月23日(金)松崎ビル(南1西1)を会場に、11名の市立高校生が参加して開校しました。

2021年度未来人材育成委員会委員長の加藤大吾氏の趣旨説明のあと、弁護士の菊池輝仙氏の講演がありました。

 SDGsは「2030年までに達成すべき国際社会共通の目標」ですが、菊池氏からは、さらに「将来の世代のニーズを満たしつつ、現在の世代のニーズも満足させるような開発目標」であること、そして「経済」「社会」「環境」の3つの側面から課題が抽出されていることの解説がありました。さらに5つの特徴(普遍性・包摂性・参画型・統合性・透明性)、「なぜこのような考え方が出てきたのか」「SDGsと企業活動」「近江商人(三方よしの考え方)との親和性」「SDGsアワードが開催されている」など、生徒にとっては新鮮なお話が続きました。

 後半は、村上彩子上級ファシリテーターの進行で、2班に分かれ、「SDGsカードゲーム」に挑戦しました。

それぞれの班の中で「銀行役」「スコアボード管理者」が決められ、それぞれのメンバーが、どの目標に、どのように予算を投資するか、いかにチームのコラボレーション・ミッションカードを増やし、どれだけ自己成長し、SDGs目標のスコアを上げられるか、達成できるか・・・生徒たちは、熟慮し、協力し合いながら、楽しくゲームに取り組みました。

 最後に、<参加者それぞれのオリジナルミッションカードをつくろう>というワークショップが行われ、参加生徒からは「食品ロスの削減」「水循環システムの開発による安全な水の供給」「エチオピアで井戸を掘り、水質調査を行う」「地域に子ども食堂をつくろう」・・などのカードが提案されました。

 次回は、7月30日(金)ですが、2つの班それぞれ「SDGs啓発動画を制作する」という大きなミッションに向けた回となります。

 

 

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