「さっぽろまなびまくり社in2021成果発表会兼マッチング大会が、10月15日(金)まこまる(旧真駒内緑小学校)体育館に50人ほどが集まり、リアル開催されました。
成果発表をするのは、藻岩高校、大通高校、開成中等教育学校、啓北商業のみなさんです。
6月にコンセプト・キーワードを固め、計画を練り、実践を積み上げてきた4チーム。まずは、各グループからの成果発表をし、次にプロジェクトの具体化に向けた生徒と大人のマッチングを行います。
各チームの発表内容
【空間・環境・アート】チーム 発表は3つです。
「ストリートピアノ」は、Coミドリの子供たちに音楽、アートの機会をつくるという企画。“まこまる”にある使われていないピアノにペイントし、タイヤを取り付け、持ち運び可能なアートで斬新な出張ピアノを作成します。
「雪遊びイベント」は、プラスチック容器のリサイクルについて楽しく遊びながら学びにつなげる企画。イベント前にプラスチック容器等のリサイクルを学び、そのプラスチック容器を利用して雪だるまにペインティングし、国道沿いなどに展示する予定です。
「すすき」は、日本の文化に触れる場と機会を提供し、小~大学生の交流を図り地域の縦のつながりを強める企画を試行。大学生が運営する小学生の遊び場でお月見イベントをしました。ススキ刈りをし、ススキアレンジメントやお月見団子を作りました。
【仕組み】チーム 発表は1つです。
「南区のつぶや木」は南区の魅力を広めるため、リアル情報が集まる木をつくるという企画。つぶや木というツリーをつくって南区役所や真駒内駅に設置。地域の方に「南区の魅力」情報をかけ札に記入してもらい、つぶや木につるし、訪れた人に見てもらう。情報はSNSでも発信し、南区情報のよい循環に。
【食分野】チーム 発表は2つです。
「young moon」は食で人を繋げる、地産地消、フードロスなどを目指す企画。「高校生が笑顔になるパフェ」づくりをカフェの実店舗と試作。カスタマイズできる様々なトッピングやソースを、地産のサツマイモでつくり11月末まで提供。新たな顧客創出、外出の目的商品、次は○○と一緒に、笑顔の連鎖。
「果樹園盛りあげようPJ」は南区を地産地消とスイーツで活性化させる企画。初の提供は、試作を重ねたじゃがいもケーキを真駒内あけぼの団地で。南区の果樹園の活性化、客足の増加、新たな取引先の創出、果物の良さを広めるため南区のりんごを使ったマカロンを10/3のUIマルシェで提供。
【遊び・エンタメ】チーム 発表は1人1企画で4つです。
「3Dトラベル」はコロナで旅行に行きくい・行けない方のため、バーチャルで旅行気分を味わえる企画。観光地を3Dで再現し実際の映像やおすすめ情報も織り交ぜた映像を試作。映像作成アプリでVRゴーグル無しでもスマホから3D空間に入る作品を制作します。
「ON動会(on-line+運動会)」はコロナ禍のなか「ゆるスポーツ」を通して楽しい気持ちや笑顔になる子が増え、健康もケアもという企画。学童保育所で、タブレットを使い、家の物を使ってしりとりをする「借り物競走しりとりリレー」をon-lineとoff-lineで実施。onでは感情の伝え方の難しさを実感。
「エコん計画」は一枚服を大切に使ってほしい、服がリサイクルされる機会増えてほしいという願いをこめた絵本を制作し、子どもたちに読み聞かせる企画。青とピンクのTシャツを主人公に衣服の流通やリサイクルをわかりやすく紹介するストーリーで試作中です。
「学びまくりダンス」は学びまくり社のオリジナルダンスを作り、病院や施設にいる高齢者に視聴して踊ってもらい、踊ることの楽しさを知ってもらう企画。参加者みんなで踊り、個人動画を編集により1本のダンス動画にする。試作品は完成。高齢者施設でのリクリエーションになることが目標です。
以上が発表の概要です。
今後地域のおとなのみなさんとうまくマッチングし、さらに発展した実践を見るのが楽しみです。