2023年3月12日(日)、札幌市教育委員会・市立校長会が主催する「札幌市立高校プレゼンテーション大会」が、市立札幌大通高校を特設会場に【午前の部】【午後の部】の二部構成で行われました。
【午後の部】では、生徒が市立高校等での学び(ホームルーム・授業・探究・学校行事・進路行事・部活動など)の中で気づき、発見した学校の魅力、特色等についての発表です。
① 旭丘高校 1年 宮地 珠生さん
・陸上部に所属、種目はやり投げ。
・旭丘高校の三つの魅力
1「学問研究会」・・日本中の大学、さまざまな学部・学科から来校。大学で行われている講義を受講。自分の気になる学部や大学を考えることができる
2「ゼミ研究」・・・8つのテーマから選び、3年間にわたり研究、そしてプレゼンテーション。
3「単位制」・・・ガイダンス・シラバスを手がかりに、自分で時間割を編成。
・昨年9月、生徒会長となり。自主自立の「旭丘祭」を実現。
・自分が目指すものは「政治家」・・・学校祭の苦労は夢の政治家と合致。旭丘高校入学を誇りに頑張りたい。
② 新川高校 2年 長野 詩慧さん
・ハンドボール部に所属。
・新川高校は部活がさかんで、在校生がキラキラしている学校です。
・新川にしかない4つの魅力。
1 部活動がさかん。9割が部活に加入。⇒礼儀と責任感
2 制服が可愛い⇒充実感・幸福感
3 さまざまな学校行事、さかんなボランティア活動
4 総合的な学習の時間・・・小学校を訪問⇒教わる側から教える側へ。 勉強について考えるきっかけに
③ 平岸高校 3年 菊池 萌音さん
・学校とは、わたしにとって「挑戦の場」。
・中学校ではバスケットボール部に所属したが途中で退部。
・平岸高校入学で変化!
・バスケットボール部からアンプラグドギター部へ。音楽の道へ。
・ボランティアにも挑戦、校内での二日間の募金活動で2万円以上集まった。⇒自信と勇気につながった!
・「デザインアートコース」は、友と絵画について語り合い、より多くの考えを認める。
・生徒たちの集まり。団結力も強い。
・「For the best」を掲げる平岸。わたしは「作業療法士」になりたい。
・そして仕事の先にめざすものがある。それは「差別・偏見のない社会をつくること」
④ 清田高校 2年 元村 芽愛さん
・「なおもっと」これが清田の教育目標。この目標、わたしは「自分から積極的に行動する、失敗しても
・試行錯誤しながら もっと上をめざす」ととらえている。
・清田には「グローバルコース」がある。このコースは何をしている?⇒ALT3人、日本人英語教師3人、オールイングリッシュ!「英語シャワー」の毎日。
・異文化理解を深めています。
・わたしは「普通コース」の生徒。でも、普通コースも英語に力を入れている。
・今わたしは「吹奏楽」と「ジャズ」の二刀流”でがんばっている。
・これからも、指示待ち人間ではなく、積極的に行動する人間になりたい。
⑤ 藻岩高校 2年 渡部 羽春さん
・現在野球部マネージャー。そして、「まなびまくり社」やMSPの活動のチャレンジ。
・人前で話すことは苦手だけれど好き。
・苦手を得意に!という思いで続けてきたたくさんの活動。それは藻岩高校だからできた活動。そしてそこから感じてきた自分自身の成長。
・「南区スマイルプロジェクト」・・・一人でも定額で利用できる子ども食堂の運営。
・子どもたちの“第3の”居場所づくり
・「環境教育子どもワークショップ」の活動
・そしてこのプレゼンは、学んできた「グラフィックレコーディング」を用いたもの。
・「やってみよう」「やろう」を藻岩高校で実現してきた自分。夢は保育士!
⑥ 啓北商業高校 2年 工藤 祐成さん
・現在生徒会長。「生徒会長になる」この強い意志で啓北商業へ。
・小学校からの夢は「警察官」・・・生徒会長と警察官、「自分のためではなく誰かのための行動する」共通点。
・啓北商業高校の強みは?就職対策がしっかりしていること ・さまざまな検定を受検しやすいこと
・マネジメント能力の高さ。3年生の科目は「課題研究」「Webデザイン」「キャリアデザイン」と現代社会をしっかりと意識したもの。
・自分は簿記が好きなので会計コースに進んだが、啓北は自分の将来をよく考えることのできる高校。自分の武器は何かを考えることのできる高校。
⑦ 大通高校 3年 名達 諒さん
・現在生徒会長。3年間の学びの中で、昨年12月、仲間とともに生徒主体で高さ4メートルの「クリスマスツリー」を完成、校内のロビーに展示。
・『キャリア探究』1単位への参加。学校外でも活動を!
・ONE FESなどへの参加を通して人脈の広がり、活動の楽しさを実感。
・SCS・・・自分の思いに共感してくれる人がいる!
・「まなびまくり社」への参加・・・大通公園2丁目をスケートボードパークに。⇒不可能と思われることも「人の熱意」や「いろいろな方法」で実現できる!
・大通高校は学校内外で自分の可能性を広げてくれる仕組みのある学校。
⑧ 開成中等教育学校 5年 小野 彩花さん
・開成中等は「国際バカロレア(IB)」の教育プログラムに対応した教育課程。
・定期テストはなく、その代わりに「プレゼンテーション」・「探究・行動・振り返り」
・様々なことを経験できる中で「振り返る」ことの大切さが強調される。
・振り返り?・・「面倒くさい」自分も始めはそういう思いだった。しかし、だんだんとわかってきたこと=「振り返り」の大切さ「自分を知る」ことは前向きになれること、「自分の弱さ」を知ることは成長できるということ。つまり「変化に気づくこと」は自分の成長であり、学びの成果。
・勉強以外でも「奉仕活動」、「北海道高校生防災サミット」の司会などでも頑張ることができた。
・生涯を通じて、学び、成長し続ける人をめざしたい。
8人の発表終了後、発表者に参加証明書が授与されました。
午前の部の様子を動画でご覧ください。