皆さんこんにちは!平岸高校1年生、記者クラブの東です。
突然ですが、皆さんは平岸高校の『デザインアートコース(以下DAコース)』をご存知ですか?
「DAコース」とは、平岸高校で選択できるコースの1つで、美術について詳しく学んだり、作品制作や授業を通して芸術的なスキルを磨くことのできるコースです。
ただ学ぶだけではなく、2年生からはそれぞれの専攻(絵画・情報メディア・クラフトデザイン・彫刻)に分かれて、自主的に学び進めるのが特徴です。
今回は、4つの専攻の中から クラフトデザインと情報メディア専攻の皆さんにインタビューをしてきました!!
今回は情報メディア専攻の様子をお届けします。
情報メディア専攻(3年生)
【専攻の活動内容について】
Qなぜ、情報メディアを選択しましたか?
「学んだ事が将来、仕事をするときに役立つと思ったからです。」
「もともと、パソコンやタブレットを使って作品を作ることが好きで、デジタルの技術を、より高めたいと思いました。」
「自分はデザインがしたかったのですが、クラフト専攻のように物作りすることはあまり得意ではなかったので、ここを選択しました。」
「将来の役に立つ」と言ったように、未来のことを見据えて選択した方が多いようですね。また、もとから自分が好きな事の技術を向上させる活動ができるのも、情報メディア専攻の魅力です!
Q活動を通して、特に楽しいと感じたことを教えてください。
「一般的な授業ではあまり触れないようなソフトを使って、クライアントの希望に沿った作品を作り上げていくことで、作品制作をする上での考え方のレパートリーが少しずつ蓄えられていく感覚が、すごく楽しいと感じました!」
「性犯罪防止の動画を制作したことがあったのですが、この活動が一番心を惹かれました。今まで、ポスター作りなどは苦手な分類だと感じていましたが、パソコンでの作業は自分に向いていると感じることができ、とても楽しかったです。」
自分が興味がある分野の力を、授業で伸ばすことができるのは素敵ですね!
素晴らしい作品は、どのようにして創られているのでしょうか?
Q作品制作では、どのようなソフトや機器を使っていますか?
「主に、Macというパソコンを使っています!」
「Photoshopという画像加工ができるソフトや、AfterEffectsという動画制作をすることができるソフトを使って作品制作をしています。」
「パソコンを使ってイラストを描くときは、CLIP STUDIO PAINTやIllustratorというソフトを使っています。」

【ソフトを使って描いたイラスト】

【実際に制作したポスター】
掲載した作品は、情報メディア専攻の皆さんによって制作された作品のほんの一部です。他にも、外部からの依頼を受けて、ポスターなどの紙媒体だけではなく、犯罪防止を呼びかける映像作品などを制作することもあるそうです。
最後に、DAコースの受験を希望する中学生に一言お願いします!
「デッサン(※1)をしっかりと練習して、誰よりも自分の絵を信じて受験に挑むことが大事だと思います!」
「絵画が好きで入学しても、物作りが好きで入学しても、様々な種類の美術の授業に触れると、入学前の自分は全く希望していなかった専攻に興味を持ったり、挑戦する事があると思います。もし入学したら、いろいろな美術に触れて自分に合う分野を探してみてほしいです。」
「情報メディア専攻は、パソコンに触れることが少なかった人も、毎日のように向き合っている人も、良い学びや成長ができる環境なのでぜひ来てみてください!」
(※1)DAコースの受験項目には、90分のデッサンが含まれます。
情報メディア専攻の皆さん、ご協力ありがとうございました!
「情報メディアって何をしてるの?」と思っていた方もいるのではないでしょうか。パソコンや多くのソフトを使いこなすことは難しいことですが、この専攻の生徒たちは日々、自分の興味がある分野を探求し続けています。
また、DAコースの生徒一人ひとりが自分の作品と向き合い、情熱を持って作品制作をしています。これからも、多くの生徒が素晴らしい作品を生み出していくのが楽しみです!ぜひ、DAコースや平岸高校の応援をよろしくお願いします!!
クラフトデザイン専攻の記事も、ぜひ御覧ください!
