学校間連携プログラム 2022年度「アニマドーレ」農作業体験バスツアーが開催されました!

月10日(日)に、アニマドーレ農作業体験バスツアーが開催されました。
訪問したのは、占冠村上トマムにある「カリフリ農場」

カリフリ農場では、山から木を切り出して馬に曳かせて運び出し(※)、燃料にして、豚、羊、山羊、鶏、兎、犬を飼っていて、野菜少量多品目で農薬を使わずにつくり、その肥料も自分たちでつくるという半自給自足をしています。
 (※)馬搬(ばはん)と言います。

半自給自足と、「半」をつけているのは、お米など、自分たちでは生産できないものがあるからで、ここまで外から何も持ち込まずに農業をしているのは、北海道ではかなり珍しいケースです。

 

バスが到着して最初に見学をしたのは、豚の放牧地

毎年春から育てる子豚は、まだ小さく、高校生からも「かわいい!」の声が。 

「豚は本来鼻がとても強くて、大きな石を転がせるほど。味は好みだし、育て方もいろいろとあるけれど、うちは豚本来の持つ性質を十分に発揮してもらえる(気持ち良く過ごしてもらえる)環境で育てているんです」                               農場主の江頭謙一郎(えとうけんいちろう)さんの言葉から、カリフリ農場の考え方が垣間見えます。

 

その後、兎や鶏の見学、さらに牧草地で馬搬のパフォーマンスも。


合間にいただいた、きゅうりと間引きニンジンの美味しさには、高校生から大人のスタッフまでみんなが笑顔になりました。
昼食時には、平飼い有精卵のゆで卵とミニトマトのなどの野菜もいただきました。

午後からの農作業体験は、「雑草とり」です。

この日の訪問人数は50人以上。
「50人居るということは、100の手があるということ。今日のために作業を残しておいたので頑張ってもらいますよ。笑」と江頭さん。

玉ねぎやニンジン、長ネギ、リーキ、ゴボウなどが植えられている畝の雑草をみんなで抜いていきます。
ゴボウは、どこにゴボウがあるの?というくらいまわりの雑草が育っていて、そう、6月~7月は雑草が一番生長する時期なのです。
それでも、さすがに50人以上の力はすごいもので、あっという間に綺麗になっていきます。
普段は、2人で数時間かかって2畝くらいしか進まないとのこと。
雑草抜きと侮るなかれ、この日の作業は本当に価値がある作業なのです。
最初は抵抗があった高校生も、慣れると素手で作業をして土まみれに、そして笑顔になっていきました。

最後に江頭さんが高校生に伝えてくれた言葉です。
「みなさんもこの先の人生1%でもいいから、農業に関わっていって欲しい。食べるということは農業につながっているから、生産者のことを思ってみるとか、たまに畑を訪問してみるとか、ほんの少しでもどんなことでもいいので、農業のある生活をしてください
高校生にはどんな意味に聞こえたでしょうか?

 

以下、高校生の感想です。(原文まま)

◉Aさん
山から木を切って下ろすにあたり、重機ではなく馬を使うという発想が凄いと思った。重機が通る道を作るなどの環境破壊を防ぎ、エンジン音といった自然の雰囲気を壊す音を出さないという環境への配慮があり、人と自然が共生する世界を学んだ。
ハスカップを食べさせていただいたが想像よりも小さくて酸っぱかった。美味しかった。食卓に並ぶ食べ物が、誰かの努力の結晶だと考えると、もっと味わって大切に食べようと思った。私の家にも花壇があるので、植物を積極的に育てようと思った。

◉Bさん
虫が大の苦手なので、初めは農作業を素手で行うことにすごく抵抗があり、雑草の中に手を入れることすら辛いと感じていました笑。ですが、取り組んでいるうちに抵抗が全くなくなっていて夢中で農作業をしている自分がいて、漠然としていますがなんかすごいなと思いました。バスツアーを通して、苦手なことにもとりあえず取り組んでみる事の大切さに気付かされました。
ご飯を食べるときには、ありがたみの思いを込めて『いただきます』と言うようになりました、野菜は農家の方々が一生懸命に頑張って私達が食べれる、と思うようになりました。

◉Cさん
農業という日々の食生活の中で必要なものを考えるなかで、農業は畑を耕すだけだったり稲を育てるだけだと思っていましたが、農場の中で動物や植物双方も育てていて、いろんなことが農業に影響していることがわかり、大変興味深かったです!それによって農業について新たな考え方、価値観を身につけることができてとても楽しかったです。
また、そこから日々の食生活の中で、たとえば「いただきます」とこれまで何気なく言っていましたが、その言葉は「命を」いただくんだということの意味を、実際の生産の現場を見ていくことでとても実感することができ、日々の食生活の中でそういった作る人の思いも受け取りながら、自分の生活を見直して、将来につなげていきたいと改めて思いました!

◉Dさん
今日は貴重な経験をさせていただいて、勉強になった事が沢山ありました。私は今まで農業に関わった機会があまりなかったのですが、今回の農業体験を通して、より食のありがたさを感じました。
たった2時間しか除草をしてないのにも関わらず、とても疲れたので、この作業を数人で行っていると考えると、農業の大変さを感じました。みんなでコミュニケーションをとりながらの作業はとても楽しかったです。やはり、実際に体験したり、農家の方のお話を直接聞いたりすることが、農業に対する理解を深めるために、重要なことであると思いました。また、人生初のことが沢山あってとても楽しい時間を過ごすことが出来ました!また行きたいです!

 

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