11月8日放課後、多目的ホールのフロアーに、近隣の皆さんから回収した6000着以上の子ども服を仕分け、色分けしながら並べて世界地図を作り、「こんなに集まったよ!みなさんありがとうございました!」と表現しました。
開成中等教育学校のボランティア局のメンバーは、昨年から「 届けよう、服のチカラプロジェクト※」に参加しています。
※このプロジェクトは、ユニクロなどを傘下にもつ株式会社、ファーストリテイリングがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とともに取り組む 、小・中・高校生が対象の参加型の学習プログラムです。社員による出張授業を受けたのち、子どもたちが主体となって、校内や地域で着なくなった子ども服を回収します。回収した服は、難民などの服を必要とする人々に届けられます。2022年度は全国で747校が参加しています。(ユニクロ THE POWER OF CLOTHINGを参考にしています)
開成のボランティア局の約60名の生徒が、学校周辺の子どもが通ったりする施設に、自ら電話でかけて、回収箱の設置をお願いしました。近所に10箇所、白石区にも2箇所、個人的に回収するところも見つかりました。
3ヶ月の間、回収箱を設置し、11月に回収をしました。 雨にも負けず、リアカーを引きながら歩いての服の回収。地域の方々はとても協力的だったと伺いました。 そして今日、多目的ホールのフロアーで、数を数えながら、キッズ(春夏用)、キッズ(秋冬用)、ベビー用に分けたり、色別にしたりしました。半袖は春夏用、長袖は秋冬用です!皆とても充実している表情でした。 そうして、カテゴリー別にダンボールに詰めました。
プロジェクトリーダー 亀田紗良(かめださら)さん(5年生)は「開成では特にSDGsとか世界についてたくさん学んでいるけど、その力を発揮できていないので、できることをしたい。」と。 さらにお話を聞きましたので動画をご覧ください。