市立高校学校間連携指定事業 アニマドーレ2024第1回【農家訪問バスツアー】(後編)

第9期目となるアニマドーレ、今年のプログラムがいよいよスタートしました!

今年度初めての活動は、毎年恒例のバスツアー(今年度は2団体別日程で実施)。
札幌市立高校の高校生26名とアニマドーレスタッフ13名で2軒の農家さんへ伺いました。

(前編)

2軒目は、新篠津村にある大塚ファームさんへ。
お話いただいたのは、代表の大塚裕樹さんです。

大塚さんのこれまでの人生を凝縮したお話
最初に選果場やたくさんのビニールハウスが並ぶ畑を見てから、大塚さんのお話を伺いました。

農薬アレルギーを持つ大塚さんは農薬不使用、化学肥料不使用の有機農業を昔からされており、持続可能な農業経営を行っています。

無農薬に加えて栽培用水もこだわっており、地下150mから地下水をくみ上げて栽培に使っていると伺った際には高校生達も驚きの声をあげていました。
また、目標を持ち続けてチャンスを見逃さない大切さ、後継者づくりへの熱い思いなど、大塚さんのこれまでの人生を凝縮したお話を聞かせていただきました。

●高校生Cさんの感想
自分の夢を叶えるためにアンテナをはって生きていることがとても勉強になりました。特に、ピンチは逆にチャンスだと捉えて、ハウスが災害でやられても、倍のハウスをさらに作るなど、何があっても決して諦めず努力を続けていることが自分の人生の学びになりました。

●高校生Dさんの感想
大塚さんの一つひとつの目標を達成していく姿には夢がたくさん詰まっていて、それを実現するのにもしっかりとした準備が必要だということを学びました。虫や草を殺さず、たとえ生産率が低くても持続可能な環境にやさしい農業をするという姿に感銘を受けました。自分も日々ひたむきに成功に向かって準備をしていきたいと思いました。

草取り競争や収穫体験で畑を満喫
その後、ズッキーニの畑へ入って草取り競争を行いました。日差しも強く気温も高い中でしたが、畑にいる虫も気に留めず、高校生たちは夢中で草をむしっていました。
1位の生徒は15分間で18kgもの草を取っており「トマトが大好きで、1位の景品のトマトジュースがどうしても欲しかったんです!!」と喜んでいました。

最後に、ズッキーニとミニトマトの収穫体験を行いました。先ほど皆で草取りをした畑でズッキーニを収穫し、ハウスでは獲れたてのミニトマトを味わいました。

以前はトマトが苦手で食べられなかった生徒も「このトマト美味しい!」と味わっており、畑のパワーを感じました。

●高校生Eさんの感想
草むしり大会やトマト、ズッキーニの収穫などの楽しいイベントを経て、農家さんへの親近感が湧いた。このような楽しいイベントを企画していただきありがとうございました。

 

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