【高校生絵本企画】オリジナル絵本で子どもたちの日常に笑顔と会話を増やしたい!
札幌大通高校の生徒たちが、子どもたちの日常に笑顔と会話を増やすことを目的として、クラウドファンディングに挑戦しています。
札幌大通高校では、2012年から、校舎の屋上で養蜂をはじめ、ミツバチや採れたハチミツを様々な授業で「教材」として活用するミツバチプロジェクトを行っています。
ミツバチプロジェクトは、教科横断型の学習として、授業、委員会、部活動、そして個人と、学校教育全体を通じて、柔軟に教師も生徒も関わることができるものとして位置づけられています。
2019年までは、商業科目をはじめ、家庭科や芸術、国語や英語の授業と連携して、食品の商品開発を行い、毎年秋に札幌大通公園で開催される「オータムフェスト」で販売し、多くの市民に喜んでもらっていました。しかし、コロナ禍では、以前のように食品の商品開発や販売実習が難しくなってしまいました。
そこで、2020年から、コロナ禍においても学びを止めないために、食品ではなく、絵本制作であればソーシャルディスタンスを保ちながら行えるということで提案されました。
クラウドファンディングに挑戦することで、お金を集めることの難しさや、他者に自分たちの実践の価値や目的を伝える方法を学んでいます。
生徒たちは、この絵本を通じて、多くの子どもたちに、「自分と相手の捉え方は違う」ということ、「一人ではできないことも友だちや周りの人と一緒にやればできる」という、多様性や他者と共に何かをやり遂げることの大切さを伝えようとしています。
クラウドファンディングは2021年11月15日まで
クラウドファンディングに掲載されている、生徒たちが考えた紹介文もぜひご覧ください。
https://actnow.jp/project/odori_ehon/detail