7月22日(金)、いつもの真駒内Coみどり体育館をお借りして開催されました。
今回のテーマは「どこで何をやる」です。
1「その後の動きと報告」 2「チームミーティング」 3 チームの垣根を越えた「ざわざわタイム」の三部構成です。
1 代表の林匡弘さんから、チームごとにイベントを開催する場合、どんな人、どんな団体の協力が得られそうか、どんな場所・施設を使うことができるのか、いくつかの紹介がありました。
過去の先輩達が社会実験した真駒内商店街の「Co-MEGANE」、藻岩高校そばの「藻岩北会館」、フリースクールの「NPO法人E-LINK」、コワーキングスペースの「CoCoスペース」、若者支援組織の「ミカタバセンター」、サステナビリティをテーマに暮らしと仕事が交差するカフェ&ラボの「wanna be」など。
また、イベントでは、平岸ハイヤー株式会社が主催する「平岸マルシェ」、社会実証事件としての「札幌プレイスメイキング(大通公園)」、都市と自然を融合させた文化発信の「川見」などがあります。
さまざまなジャンルの個人、各種団体のご協力を得て、いよいよ高校生が実際に動き出すという期待感が膨らみます。
2 大きな枠組みは前回同様、「食」「世界」「居場所」です。
チームの報告内容からランダムにキーワードを拾ってみました。
国際交流、環境コンサル、居場所、食、環境、空き地ジャック、リアライズ、フリースクール構想、最強スープ(栄養と健康)、フードロス、ボードゲーム、日本文化(書道)、アクセサリー・雑貨づくり等々。
最初は一個人のやりたいことやアイディアでしかなかったものばかりです。
ところが、みんなで顔を付き合わせワイワイガヤガヤと話し、SNSでは画像やテキストを駆使しながら意見交換することで方向性が定まり、内容もどんどん収斂されています。
3「ざわざわタイム」では、より具体性と現実味を帯びたアイディアがアウトプットされます。
誰かの意見を否定することはしない。
決して「それはできない、無理!」とは言わず、やるためにはどうしたらよいのか、知恵を寄せ合い、話が行き詰まった時、支援する大人の方達のちょっとしたアドバイスで大小様々な「気付き」を得ています。
生徒たちにとって、気付きは次なる行動の源泉です。
みんな出会って3か月弱。
こんな小さなミーティングの中にでさえPDCAサイクルが息づいています。
おそらく、日々の学校教育の中で培われた探究学習へ向かう姿勢が、ホンモノの世界(社会)でも通用するのだと実感していることでしょう。
すでに夏季休業に入っていることから、各チームとも具体的な準備、既存イベントで間借りしながらプレオープン、社会実験などに取り組み、互いのイベントに参加、お手伝い、見学することで、さらなる気付きを得ることになるでしょう。
「まなびまくり」は続きます。
第4回「その後どうなる」は8月26日(金)