2020年11月21日土曜日から23日月曜日にかけて、今年で7回目のグローバルリーダー育成キャンプが行われました。新型コロナウィルスの影響で夏から秋に開催時期が変更されました。
グローバルリーダー育成キャンプでは、参加者が対話型のレクチャーを通して「世界で活躍するために必要な教養や想像力」を身につけることを目的としています。
講師はJICAでの勤務経験をはじめ、豊富な海外勤務経験をもつ豊田氏、小山氏、佐野氏、町田氏、田中氏の5名、参加者は大通高校と開成中等教育学校の生徒合わせて11名でした。
プログラムは以下の通りです。
第 1 日目(11 月 21 日・土曜日)
(ア)イントロダクション(全体主旨・内容紹介・講師紹介)
(イ)参加者自己紹介
(ウ)講義 1:議論する目的の理解
(エ)意見出しゲーム(第1 回)
(オ)プログラム①:世界と日本の関係 1
(カ)講義 2:意見の持ち方/建設的な議論の方法
(キ)プログラム②:資本主義について考える
(ク)映画鑑賞「12 人の怒れる男」
(ケ)講師陣の仕事紹介
第 2 日目(11 月 22 日・日曜日)
(ア)プログラム③:価値観と向き合う
(イ)映画の解説
(ウ)意見出しゲーム(第2 回)
(エ)プログラム④:なんのために働くのか
(オ)プログラム⑤:株式投資を体験する
(カ)プログラム⑥:リーダーシップ
(キ)何でも質問会
第 3 日目(11 月 23 日・月曜日)
(ア)個別フィードバック(講師全員)
(イ)プログラム⑦:世界と日本の関係 2
(ウ)意見出しゲーム(最終回)
(エ)リフレクション・ラップアップ
今回取材した講義は以下の通りです。
1日目
(オ)プログラム①:世界と日本の関係 1
(カ)講義 2:意見の持ち方/建設的な議論の方法
(キ)プログラム②:資本主義について考える
2日目
(エ)プログラム④:なんのために働くのか
(オ)プログラム⑤:株式投資を体験する
(カ)プログラム⑥:リーダーシップ
3日目
(イ)プログラム⑦:世界と日本の関係 2
(ウ)意見出しゲーム(最終回)
それぞれの講義では、講師の方々が参加者にいくつも本質的な問いかけを行っていました。参加した生徒たちは多角的な視点から意見を述べていました。
特に最終日の意見出しゲームでは、それぞれが自主的に議論の中での役割を果たし、活発に意見のやりとりが行われており、後に講師の方に感想を聞いたところ、想像以上のレベルの高さに感動したとのことです。
キャンプが終わった後、参加した生徒一人一人に対して、講師の方々からのフィードバックが送られてきました。キャンプの間、講師の方々は生徒一人一人を本当に細かく、内面までも見ていることが伝わってきました。
3日間部分的に、参加した生徒たちと同じようにあれこれ考えながら講義を聞きつつ、キャンプの様子を見ていたましたが、ここに参加することは、確実にこれからの学校生活や私生活の飛躍になるであろうと感じました。