▲校舎内に飾られている校舎の模型
こんにちは!市立札幌開成中等教育学校、5年次生(高校2年)、記者クラブの清水睦月です。今回は札幌開成の魅力的な校舎について紹介します。本校の校舎は2014年に完成し、3階建てでロの字型をしています。また、校舎とは別に体育館があり、校舎とガラス張りの連絡通路で結ばれているのが特徴です。
「教科教室型」とは?
▲数学ゾーンの横にある長い黒板
本校の校舎の大きな特徴は、「教科教室型」を採用していることです。多くの学校では、自分の学級教室に各教科の先生が来て、授業を受けます。一方、本校では、生徒が授業ごとに教科専用の教室に移動して、授業を受けます。そのため、校内には各教科ごとに教室がまとめられた「ゾーン」があります。教室名も「国語2」「英語6」など、教科名が入っています。
▲教科名が入った教室名
各教科の教室には、それぞれの特性を生かした工夫がされています。例えば、数学ゾーンの教室では黒板が横に長く、数式が書きやすいようになっています。また、後方の壁がホワイトボードになっている教室も各ゾーンに1部屋ずつあり、生徒が活発にアイデアを書き込める設計になっています。ホワイトボードは黒板に比べて手が汚れにくく消しやすいため、アイデアを気軽に書き込むことができます!
個人用ロッカーで荷物を軽くしよう!
▲清水(陸)さんのロッカー
校内には7つのラウンジがあり、学年ごとに割り当てられています。ラウンジには生徒専用のロッカーや自習スペースがあり、1人1個ロッカーが利用可能です。教科書やファイルなどの荷物をロッカーに入れることで、登下校時の荷物を軽くすることができます。しかしその反面、整理整頓ができていないと、必要なものをすぐに取り出すことができなくなってしまうので、自己管理が必要です。
上の写真は2年生の清水(陸)さんのロッカーです。とても綺麗に整頓されていますね!清水さんにこだわりポイントを尋ねたところ、「何が入っているか分かりやすいように工夫しています。身だしなみをチェックできるように鏡も付けました!」と答えてくれました。
壁が無い!?特徴的な職員室
▲壁がなく、開放的な職員室
本校の職員室は、一般的な学校の職員室とは異なる大きな特徴があります。皆さんは「職員室」と聞いて、何を思い浮かべますか?堅苦しくて閉塞感のある部屋が頭に浮かぶ方もいるかもしれません。
しかし、本校の職員室は廊下に面する壁がなく、とても開放的です。そのため、生徒は先生を呼ぶとき、名前を大きな声で呼ぶことが多いです。叫ぶのが苦手な人は、職員室前に設置している電話で呼ぶこともできます。
本校では、レポートやプレゼンなどの各教科の課題に関する質問や、進路相談などをする機会が多いため、開放的な職員室は生徒が先生と気軽にコミュニケーションを取りやすい環境を作っています。
札幌開成の校舎には他にも多くの魅力的な場所がありますが、それらはまた次回の記事でご紹介します!最後までご覧いただき、ありがとうございました!